11月も後半に入り、気温もグッと下がりいよいよ冬本番という感じがしてきました。
そこで今回は冬に大切な養生法について書いていきたいと思います。
今日は冬の運動と食事ついてです。
☆冬はほどほどの運動で体を温めよう!
運動して汗をかくと「気」の巡りがよくなり、体内の老廃物を排出する効果もあります。
ただし、基本的には冬は「蔵する(活動を避け蓄える)」季節なので、汗をたくさんかくような運動や、激しい運動は避けた方がいいでしょう。
とはいえ、何もせずにじっとしていると冷えなどはひどくなりますので、ストレッチや軽いウォーキングなどで適度に体を温める事をオススメします。
☆冬の食事は内側から温め気を補う
食の基本は旬の食べ物をバランスよくとることです。
現代社会はスーパーに行くと冬でもトマトやキュウリなどの夏野菜がいつでも手に入るため、季節に関係ない食生活を送ってしまっています。そのため現代人は冷えがひどくなったり、体調を崩しやすくなっています。
冬に旬を迎える食べ物には体を温める作用があります。
なるべく旬の食べ物えを食事に取り入れるようにしましょう。
また、食事は就寝の3時間前には済ませるようにしましょう。
寝る直前に食べ物を食べると寝てる間も胃腸が活発に働く事になり十分に体を休めることが出来なくなります。
食べる量も腹八分目が大切です。
忘年会シーズンなどで胃腸を酷使しやすい季節ですので暴飲暴食には気をつけましょう!
☆体を温めるためのセルフケア
・ツボ押し
「三陰交」:内くるぶしから指4本分のところ。親指の腹で押す。
「湧泉」:足の指を曲げたときに出来るくぼみの真ん中。親指の腹で押す。
※ツボの位置は目安です。押してみて痛気持ちのいい場所を見つけましょう!
・足湯
「足湯」によって、足先の血行がよくなり、リラックスすることができます。寝る前の足湯は寝つきをよくします。
※足首(三陰交)がつかるくらいのお湯を入れ、40~42℃くらいで10分ほどやる。
冬に「寒」の傷害を受けると、春に体調を崩しやすくなります。
なので、冬は特に体の冷えに気をつけ、元気に春を迎えましょう!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
11/17(日)に第6回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は頭痛の治療について研修してきました。
頭痛には一次性の頭痛と二次性の頭痛があります。
一次性の頭痛は「緊張型頭痛」、「偏頭痛」、「群発頭痛」などがあります。
二次性の頭痛は例えば脳内出血や、くも膜下出血、外傷、緑内障など様々な他の要因により引き起こされるもので緊急性があるので病院での診察が必要になります。
二次性頭痛の鑑別ポイントは
・突然の発症
・徐々に悪化
・いつもと違う痛み
・中年以降で初発
・事故や外傷後
・悪性腫瘍や免疫疾患の既往
・意識障害、麻痺、痙攣、発熱、発疹、項部硬直などです。
次に鍼灸治療の適応になりやすい緊張型頭痛と片頭痛について説明します。
今回も東大病院のリハビリテーション部鍼灸部門の粕谷先生に頭痛に対する現代鍼灸を教えていただきました。
臨床上多いのは、緊張型頭痛と片頭痛です。
緊張性頭痛の特徴は
・頭痛全体の約半数を占める。
・中年以降に多い
・神経質、完璧主義の性格傾向
・睡眠障害、うつ、適応障害や様々な心身のストレスのほか、眼精疲労や肩こり、頸椎症、顎関節症なども要因となることが多い。
片頭痛の特徴は
・20~30代の女性に多い
・思春期または若年成人期の発症が多く、50歳以上(加齢)で軽減する傾向がある
・家族歴があることが多い(特に母親の既往)
・前兆のない片頭痛と前兆のある片頭痛がある。
※片頭痛の前兆:最も多いのが視覚症状で閃輝暗点が多く、ギザギザに走る光、チカチカする光、視覚に盲点ができる事もある。他にも感覚症状としてチクチク感、平衡感覚消失、四肢脱力などがあります。
頭痛に対する鍼灸治療は予防的な薬物療法と少なくとも同等の効果があるともいわれています。
筋緊張性頭痛に対する鍼灸治療では後頚部や肩甲上部や肩甲間部の筋群の過緊張を緩和することを目的に治療していきます。
片頭痛に対する鍼灸治療では発作期より寛解期における予防を目的に治療をし、発作期は薬剤との併用が望ましいといわれています。
また、今回も現代鍼灸の他にも頭痛に対する中医学的・経絡的な治療も学ばせていただきました。
緊張型頭痛や片頭痛でお悩みの方、なかなか症状が改善しない方は是非ご来院下さい。
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
11月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。
また、23日(土)の勤労感謝の日は午後5時まで診療いたしますのでよろしくお願いいたします。
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
10/20(日)に第5回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は膝痛のOA(変形性膝関節症)の治療について研修してきました。
変形性膝関節症とは50歳以上の膝の慢性痛ではまず第1に考えられ、そのうちの1/4は日常生活に障害があるといわれています。
軟骨の摩耗と代謝性の骨棘の増生が特徴的に見られます。
膝蓋上囊の液体貯留(膝に水がたまること)を伴うことも多いです。
治療は肥満者では減量。大腿四頭筋のトレーニング、薬物療法、鍼灸治療などがあります。
今回も東大病院で鍼灸治療を実際に行っている先生から膝に対する鍼灸治療の仕方を教えていただきました。
鍼灸治療のより骨の変形自体は変わりませんが、膝の痛みの原因になっている筋肉や膝に関連している筋肉を治療し、血流を改善することにより、痛みや可動域を改善させることが出来ます。
また、中医学的な膝の治療や運動鍼なども教えていただきました。
膝痛は特に自宅でのセルフケアが大事ということでした。
そのセルフケアの仕方も教わってきたので、膝の痛みで悩んでる方はぜひ!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
10月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
9/15(日)に第4回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は腰下肢痛の治療について研修してきました。
腰部脊柱管狭窄症についての鍼灸治療について特に勉強してきました。
腰部脊柱管狭窄症の症状としてみられる間欠性跛行は歩行や立位により脊柱管内をさらに狭くして神経根や馬尾神経を圧迫することと、神経内の血流障害により出現します。
脊柱管狭窄症にもタイプがあります。
・馬尾型:下肢、会陰部のしびれなどを異常感覚を主症状として多恨性障害呈を呈する。
・神経根型:下肢痛を主体とした単根性障害。
・混合型:両者の合併したもの。
このうち鍼灸治療が最も適応するのが、神経根型です。逆に馬尾型は保存療法では抵抗する例が多く手術を勧められることもあります。
脊柱管狭窄症に対する鍼灸治療は自覚症状や他覚的所見により判断した狭窄部位である椎間関節の刺鍼と障害されている末梢神経の神経刺激を行います。
また、脊柱管狭窄症の術後のしびれ残存に対する灸治療も教えてもらいました。
症状が緩和する効果もあるようです。
これからの治療にも生かしていきたいです!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
この度、10/1~下記の料金を変更させていただく事となりました。
美容鍼 5800円
鍼灸治療 局所(筋肉・関節などの痛み) 一部位 1800円
全身(自律神経・不定愁訴など) 3800円
もみほぐし 局所(20分) 2000円
全身(60分) 4000円
※料金はすべて税込です。
皆様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、更なる技術向上に努めて参りますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
はな鍼灸整骨院
9月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。
また、9/28(土)は子供の行事参加のため、午前中は休診とさせていただき午後2時から診療いたします!
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
8月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。
お盆休み
8/11(日)午前診療
8/12(月)休診
8/13(火)休診
8/14(水)休診
となります。
また、8/24(土)は子供の行事参加のため、午前中は休診とさせていただき午後2時から診療いたします!
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
7/21(日)に第3回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は腰痛についての治療について研修してきました。
今回は現代医学的、中医学的、経絡的治療に3つ分けて各分野の先生から腰痛に対する鍼灸治療の仕方を学んできました。
まず、腰痛になる原因は大きく分けて3つあります。
1、動かなすぎ・・・よい姿勢も悪い姿勢も同じ体勢を長時間保持していると全部悪い姿勢。
2、使いすぎ・・・負荷が大きい作業、負荷が小さくても繰り返しの作業。
3、硬すぎ・・・身体が硬いと腰に負担がかかる。
腰痛といっても原因が特定しきれない腰痛(非特異的腰痛)が85%を占めています。
非特異的腰痛は「また腰痛が起こるのでないか」という恐怖や不安から過度に腰をかばってしまう➔体を活発に動かさない➔脊椎や背筋の柔軟性が失われる➔腰痛が起こりやすくなったり、慢性化しやすい傾向にあります。
今回は原因となっている筋肉を特定し、ピンポイントで鍼治療でアプローチする方法や、痛いところから離れた遠隔のツボを使い腰痛を改善させる方法など、実際に東京大学病院のリハビリテーション科で行われている腰痛に対する鍼灸治療も教えていただきました。
これからの治療に生かしていきたいと思います!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院