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8月のカレンダー

2023年8月のカレンダーです。

9日、23日(水)は午前診療いたします。

11日(祝)は16時まで診療いたします!
お盆休みは12日(土)~16日(水)までとさせていただきます。

梅雨も明け、一気に気温も上がり、夏本番!となりましたね☆
暑さ対策をしっかりして、夏バテしないように過ごしましょう!!

夏こそ温活を!

妊活中は、より日常的な冷えに注意が必要とされます。
冷えがなぜ良くないかと言えば、体温が下がると血流が悪くなるからです。血流が悪くなると、子宮や卵巣への血流が悪くなったり、ホルモンがうまく運ばれなくなり妊娠しづらい体にと変化してしまいます。

夏場に冷えは関係ないと思われる方も多いかもしれないですが、冷たい飲み物や食べ物が増える時期こそ、冷えには気をつけないといけません。

現代人は、運動不足や生活習慣や食生活の乱れで体がとても冷えやすくなっています。
昔の日本では、普段の食事に温かい煮物や味噌汁などを食べることが多く、食べ物も旬の時期しか手に入りませんでした。しかし今では旬ではない食べ物もオールシーズン手に入るようになり、特に夏場は温かい食べ物を取らない方が増えています。
また、アイスコーヒーやアイスなどの冷たい物も年中、手軽に買うことが出来、昔よりも体が冷えやすい食生活に変化しています。

妊活中に温活が必要な理由としては、
・子宮や卵巣の冷えを防ぐため
・卵巣の機能低下を防ぐため
・着床しやすくするため
・血行不良や基礎代謝低下の防止のため
・免疫力を上げるため      
などが挙げられます。

温活は、オールシーズンを通して行うと効果的です。
おススメの温活としては、
①運動する習慣をつける。
運動をすると血流が良くなり、基礎代謝がアップすることで体温もまた上がりやすくなります。体が生み出す1日の熱エネルギーの約60%が筋肉を動かすことで発生するとの説もあるくらいで、運動は温活では非常に重要な要素です。ハードな運動は逆効果になですが、ゆっくりと呼吸をして運動する有酸素運動が、妊活中には効果的と言われています。

有酸素運動がおすすめの理由は、下半身を鍛えられるからです。人間の筋肉の約2/3は下半身に集まっているとも言われており、温活では下半身を鍛えたほうがより効率的に体温を上げられます。有酸素運動にもいろいろありますが、まずは、簡単に始められるウォーキングなどをおすすめします☆

②食べ物や飲み物に気をつける
なるべく旬の食材を食べましょう!
また、夏は冷たい飲み物が飲みたくなりますが、取り過ぎには気をつけ、常温やホットの飲み物を摂取することを心がけましょう。
ちなみに、ホットドリンクにはコーヒーなども含まれますが、カフェイン入りの飲み物は、低体温を招きやすいとも言われています。少量なら問題ないですが、飲みすぎには気を付けましょう!!
また、甘いものの食べ過ぎも体の冷えを招きます、、、。
特に白砂糖はよくないので、甘いお菓子などはなるべく控え、黒糖や甜菜糖などの精製されていない砂糖を意識的に選びましょう!

③夏でも湯船につかりましょう!
温活で一番簡単な方法とされるのが入浴ですが、38度~40度くらいのお湯に15分ほど浸かると体温が効果的に上がるとも言われています♪
夏場はシャワーだけで済ませる方も多いですが、冷えで悩んでいる方は夏場も湯船に浸かるようにして、体を内部から温めるようにしてください☆

④鍼灸治療を取り入れる
温活は日常生活でも取り入れやすいですが、生殖器の働きをより強めたいなら、鍼灸を受けてみるのも1つの方法です。
生殖器の働きを正常にするためにも、まずは自律神経や内臓の働きを正常化し、ホルモンバランスを整え、妊娠できる身体にすることが大切です!

妊活中は冷えは大敵で、夏でも冷えには要注意です!
現代人は昔の人よりも冷えに悩まされる方が多いですが、理由は、食生活の変化や生活習慣の変化によって、冷えやすい環境にあるからです。冷えが改善されれば、より健康的に過ごせるのはもちろん、妊娠しやすい身体への近道です♪
夏場だから冷えは関係ないと考えるのではなく、夏場はより冷える要素が多いと考え、温活もぜひ取り入れてみてください(*´ω`)

夏の過ごし方

7月に入り、だいぶ夏らしい天気になってきましたね!

夏は「陽」のエネルギーが盛んになり、植物や生き物すべてが活発に活動する時期です。
この時期は夜更かしし過ぎず、朝は早起きし、活動的な生活を送ることが夏の養生のポイントです!

夏は毛穴が緩み、発汗しやすい季節です。
中国では昔から「夏の適度な発汗」は冬の間にたまった余分な水分や冷えを追い出すと考えられています。
実際に、冷房をつけた部屋で汗をかかない生活を続けていると、「体がだるい」と感じる方が多いと思います。
逆に暑い中でも、少し外に出て、適度に汗をかくと「体がすっきりする」と感じたことはありませんか?

夏は、過ごしやすい時間帯に外に出て、外気にあたり汗をかく機会を意識的に作りましょう☆彡

「冬病夏治、夏病冬治」という言葉にあるように、冷えや、むくみ、風邪をひきやすいなど、冬野寒い時期の不調が気になる方は春夏の過ごし方が大切です。
そういった方は体を冷やさないように、なるべく温かい飲み物や食べ物を摂ったり、日光浴をしたり、軽めの運動や入浴で汗をかく機会を作るなど、「体を温めて、新陳代謝を良くする」という事を意識して過ごすようにしましょう!