第4回医鍼連帯研修(東京大学付属病院) 腰下肢痛

9/15(日)に第4回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は腰下肢痛の治療について研修してきました。

腰部脊柱管狭窄症についての鍼灸治療について特に勉強してきました。
腰部脊柱管狭窄症の症状としてみられる間欠性跛行は歩行や立位により脊柱管内をさらに狭くして神経根や馬尾神経を圧迫することと、神経内の血流障害により出現します。
脊柱管狭窄症にもタイプがあります。
・馬尾型:下肢、会陰部のしびれなどを異常感覚を主症状として多恨性障害呈を呈する。
・神経根型:下肢痛を主体とした単根性障害。
・混合型:両者の合併したもの。
このうち鍼灸治療が最も適応するのが、神経根型です。逆に馬尾型は保存療法では抵抗する例が多く手術を勧められることもあります。
脊柱管狭窄症に対する鍼灸治療は自覚症状や他覚的所見により判断した狭窄部位である椎間関節の刺鍼と障害されている末梢神経の神経刺激を行います。
また、脊柱管狭窄症の術後のしびれ残存に対する灸治療も教えてもらいました。
症状が緩和する効果もあるようです。
これからの治療にも生かしていきたいです!

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