第3回医鍼連帯研修(東京大学医学部付属病院)腰痛

7/21(日)に第3回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は腰痛についての治療について研修してきました。

今回は現代医学的、中医学的、経絡的治療に3つ分けて各分野の先生から腰痛に対する鍼灸治療の仕方を学んできました。

まず、腰痛になる原因は大きく分けて3つあります。
1、動かなすぎ・・・よい姿勢も悪い姿勢も同じ体勢を長時間保持していると全部悪い姿勢。
2、使いすぎ・・・負荷が大きい作業、負荷が小さくても繰り返しの作業。
3、硬すぎ・・・身体が硬いと腰に負担がかかる。

腰痛といっても原因が特定しきれない腰痛(非特異的腰痛)が85%を占めています。
非特異的腰痛は「また腰痛が起こるのでないか」という恐怖や不安から過度に腰をかばってしまう➔体を活発に動かさない➔脊椎や背筋の柔軟性が失われる➔腰痛が起こりやすくなったり、慢性化しやすい傾向にあります。

今回は原因となっている筋肉を特定し、ピンポイントで鍼治療でアプローチする方法や、痛いところから離れた遠隔のツボを使い腰痛を改善させる方法など、実際に東京大学病院のリハビリテーション科で行われている腰痛に対する鍼灸治療も教えていただきました。
これからの治療に生かしていきたいと思います!

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