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不定愁訴

今回は、不定愁訴について書いていきたいと思います。
不定愁訴といわれてもピンとこない方も多いと思いますが、不定愁訴とは「動悸」、「めまい」、「頭痛」、「頭重感」、「全身倦怠感」、「不眠」、「疲れが取れない」、「イライラする」などなど、なんとなく体調が悪いという症状があるけれども病院で検査をしても原因となる病気が見つからないことを言います。
患者さんからの訴えは強いのに、客観的な所見は乏しいのが特徴で、症状は様々です。

この不定愁訴に悩まれている患者さんは、ストレスの多い現代社会では年々増えてきているといわれています。

検査で原因がはっきりせず、症状も安定しないため、病院では「ストレスですね。」とか「疲れですね。」と言われ、自律神経失調症と診断されることがほとんどです。
そのため、抗不安剤や、精神安定剤を処方され、様子をみるということが多くなってしまいます。
薬(クスリ)は反対から読むと「リスク」と読めるように、クスリには少なからず副作用が伴います。
実際に薬の副作用によって新たな症状が出現している方もいます。

当院はそういった不定愁訴に悩まれている方に、ぜひ鍼灸治療を試していただきたいと思っています。
鍼灸治療は薬のような強い作用はありませんが、副作用もないため身体に優しい治療法です。
また、患者さん1人1人の体質や症状に合わせた治療をし、その方の自然治癒力を最大限に生かす事により、症状も徐々に緩和されていきます。
また、症状がなくなった後でも月に1回程度の治療を続ける事により症状の再発を予防することも可能です。

鍼灸治療の適応疾患

  [はり灸の効果がある疾患]

はり灸といえば、「腰痛」「ひざ痛」「肩こり」の治療だけ、と思っていませんか?

当院の鍼灸治療(全身)は、上記の痛みも治療できますが、生理痛、不妊症、自律神経失調症、冷え症、更年期、内臓の不調や、疲労感、イライラする、気分がすぐれないなど、体の内側の不調を治すのが得意な治療法です。

実際にWHOでも、
腰痛・肩こり・膝痛などはもちろん、めまい・耳鳴り・座骨神経痛・自律神経失調症・頭痛・五十肩・関節炎・不眠症・腱鞘炎・リウマチ・動脈硬化症・高血圧症・喘息・胃腸病・生殖器疾患・泌尿器疾患・婦人科疾患(不妊症・生理痛・冷え性・更年期障害)・鼻炎・眼精疲労などなど、、、
様々な疾患に効果があると認めております。

また、鍼灸治療は病院に行っても病名がつかないような身体の不調にも効果があります。

当院の治療(全身の鍼灸治療)の特徴としては、鍼とお灸で、「自律神経の乱れ」、「肩こり」、「腰痛」、「疲労感」、「胃腸の不調」など、患者さんが苦痛に感じている症状を治すのはもちろんですが、加えて患者さん自身が元々持っている自然治癒力(病気やストレスに負けない力)を高める治療法です。

ですから、治療を続けていくと病気にもなりにくくなり、もし病気になっても以前より早く治ったり、軽く済む抵抗力が備わってきます。
苦痛に感じている症状の改善だけでなく、「風邪を引きにくくなる」、「朝、すっきり起きられる」、「疲れにくくなる」、「イライラしなくなる」などなど、メリットはたくさんあります。

鍼灸治療は「気血(きけつ)」を整える治療法です。
ここで言う「気」とは「気分ややる気」など主に精神面をいい、
ここで言う「血」とは主に「内臓や血液」などの栄養状態をいいます。
ですから気血を整えれば体だけでなく、気分も晴れやかになりなるので日常のストレスや精神的疲労を感じている方などに特にオススメです。

秋田市 鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

養生とは

「養生」という言葉を辞書で調べると「健康を増進すること、人間の身体の状態を整えること」とあります。
現代社会ではこの「養生」の気持ちが薄れているように感じます。

例えば、「風邪気味になった時に、どうしますか?」と効くと大半の方は「病院で薬をもらう」、「市販の薬を飲む」などと答えます。
意識として、「体を温めて、休養する」といったような養生的な考えはなかなか出てこないのが現実です。
しかし、これからの将来は「病気になったら医療機関に行って治してもらう」という考え方ではなく、「病気にならないように日々、自分で養生する」というような生き方がとても重要になってくると思います。

例えば、食事や運動、睡眠、ストレスなど病気の原因となるものはほとんどが日常生活が原因となっています。
今の時代は、特に手間を省き便利さを追求したものがどんどん増えています。
食事に関してだけでも、ファストフードや加工品、添加物など様々な問題があります。
確かに便利でいいのですが、身体の事をを考えたときにそれが本当にいいかというとほとんどの場合、身体にはいい影響を与えていないと思います。
忙しくて、運動や睡眠の時間もちゃんと取れている人も少ないと思います。

病気になってからではなく、病気になっていない今だからこそ改めて「養生」について考え、生活していくことが大切になってくると思います。

また、そんな時代だからこそ、「人の持つ治癒力を最大限に生かし、身体を健康な状態に回復させる」という鍼灸の根本的な治療原則が役に立てるように私たち鍼灸師も日々努力していかなければと思っています。

秋田市 鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

お灸をしませんか?

寒さが本格的になってきました。
昔から「冷えは万病のもと」と言われるように、冷えはさまざまな体調不良の引き金になります。
そこで今日はお灸のお話しをしていきたいと思います。

お灸の原料は「もぐさ」です。
もぐさはヨモギの裏にある白い綿毛を精製したものです。
ヨモギはヨーロッパでは「ハーブの女王」といわれるほど、さまざまな効果のある薬草で、食物繊維、葉緑素、ミネラルが豊富で、浄血、増血作用などもある万能薬です。
このもぐさに火をつけて、ツボを刺激し体を温めるのがお灸です

☆お灸の効果☆
・血行がよくなり、免疫力アップ!
お灸で体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。
すると細胞が活性化され、免疫力がアップしたり、リンパの流れが改善されむくみの解消にもつながります。
さらに温熱刺激により血管が収縮・拡張し、局所の充血や貧血を調整し炎症を和らげる効果もあります。

・体のさまざまな症状の改善
人間の体には「経絡(けいらく)」というエネルギーの通路がくまなく巡っています。
東洋医学でいうエネルギーとは、人間の生命活動に必要な「気・血・水」のこと。
その「気・血・水」が不足したり、バランスが崩れたりすると体調不良を引き起こすといわれています。
その時に反応がでる箇所がいわゆる「ツボ」といわれるところです。
ツボにはそれぞれに効能があるので、そこを刺激することにより、冷え性や肩こり、腰痛、膝痛、頭痛、むくみ、ストレス、だるさ、不眠などといった様々な症状の改善が期待できます。

・鎮痛、リラックス効果
もぐさの有効成分として注目したいのがシネオールという精油成分。
よもぎやユーカリに含まれる成分で、強力な消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用があります。
お灸をすることによりこの成分が皮膚表面から内部に浸透するので、痛みを和らげる効果も期待出来ます。
ちなみにこのシネオールはもぐさを燃やした際にに出る煙にも含まれています。
またもぐさの匂いにはリラックス効果もあります。
お灸の効果を高めるためには煙も大切な要素だといえるでしょう。

ちなみに当院もお灸を積極的に行っていますので、室内は少しお灸の匂いがします。(^_^;)

秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

冬の養生法②

今日は、前回に引き続き冬の養生法について(風邪予防)について書いていきたいと思います。

冬は毎年風邪が流行する時期。
冬にかぜがはやるのは、空気が乾燥し、ウイルスが活性化するだけが原因ではありません。
本当は身体の方に要因があります。寒さや乾燥で身体の中の免疫の要である扁桃や腸の免疫組織が障害を受けやすいからです。

・口呼吸が風邪の原因!
☆鼻は加湿器、空気清浄器、エアコンの3つの役割を持つ
鼻水は1日に約1ℓも分泌されています。そのうち約7割は、鼻を通る空気を加湿するのに利用されます。鼻水が取り込んだ空気に湿り気を与えることで、体内に入る空気の湿度は90%以上に高められます。しかし口呼吸では、これほど湿度を上げることができません。
また、鼻は、空気をきれいにする働きも持っています。
鼻毛や鼻粘膜に生えている微細な線毛や粘液層などにより鼻から入った空気は異物の多くが除去され、いわば空気清浄器から放出された空気のような状態になります。
そのため、鼻から入った空気は、口から入る空気より、感染症にかかるリスクが少なくなるのです。
また、鼻から呼吸することで、空気が温められます。口呼吸では冷たいまま肺に届けられてしまいます。すると、肺の免疫力が低下するリスクにつながったり、肺にかかる負担が大きくなってしまいます。
このように、鼻は加湿器、空気清浄器、エアコンの3台を合わせた機能を持っています。だから、健康のためには鼻呼吸が重要なのです。

口呼吸では、鼻呼吸ほど異物を取り除けないほか、温度や湿度も高められません。
さらに口呼吸では口に中が乾燥するため、歯肉炎を起こしたり、虫歯になりやすいとも言われています。

☆お腹を温める
お腹は体の中心です。腸にはのど以上の免疫細胞があります。
免疫組織は体温より温度が高いことと、休養によって活性化します。
そのため、かぜの予防には大根などの温かい料理やネギ・ニンニク・ショウガなど(お腹から)体を温めるものをおすすめします。
最近では冬でもアイスなどを食べますが、お腹を冷やしてしまうため控えましょう。
また、寝冷えでお腹が冷えるとかぜを引きやすいです。子供が暑くて布団を蹴った時も、お腹だけは毛布をかけてあげましょう。
これからの時期、インフルエンザなどが流行してきますが、十分な睡眠をとりしっかりと養生し免疫力を上げて元気に冬を乗り切りましょう!

秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

冬の養生法

11月も後半に入り、気温もグッと下がりいよいよ冬本番という感じがしてきました。

そこで今回は冬に大切な養生法について書いていきたいと思います。
今日は冬の運動と食事ついてです。

☆冬はほどほどの運動で体を温めよう!
運動して汗をかくと「気」の巡りがよくなり、体内の老廃物を排出する効果もあります。
ただし、基本的には冬は「蔵する(活動を避け蓄える)」季節なので、汗をたくさんかくような運動や、激しい運動は避けた方がいいでしょう。
とはいえ、何もせずにじっとしていると冷えなどはひどくなりますので、ストレッチや軽いウォーキングなどで適度に体を温める事をオススメします。

☆冬の食事は内側から温め気を補う
食の基本は旬の食べ物をバランスよくとることです。
現代社会はスーパーに行くと冬でもトマトやキュウリなどの夏野菜がいつでも手に入るため、季節に関係ない食生活を送ってしまっています。そのため現代人は冷えがひどくなったり、体調を崩しやすくなっています。
冬に旬を迎える食べ物には体を温める作用があります。
なるべく旬の食べ物えを食事に取り入れるようにしましょう。
また、食事は就寝の3時間前には済ませるようにしましょう。
寝る直前に食べ物を食べると寝てる間も胃腸が活発に働く事になり十分に体を休めることが出来なくなります。
食べる量も腹八分目が大切です。
忘年会シーズンなどで胃腸を酷使しやすい季節ですので暴飲暴食には気をつけましょう!

☆体を温めるためのセルフケア
・ツボ押し
「三陰交」:内くるぶしから指4本分のところ。親指の腹で押す。
「湧泉」:足の指を曲げたときに出来るくぼみの真ん中。親指の腹で押す。
※ツボの位置は目安です。押してみて痛気持ちのいい場所を見つけましょう!

・足湯
「足湯」によって、足先の血行がよくなり、リラックスすることができます。寝る前の足湯は寝つきをよくします。
※足首(三陰交)がつかるくらいのお湯を入れ、40~42℃くらいで10分ほどやる。

冬に「寒」の傷害を受けると、春に体調を崩しやすくなります。
なので、冬は特に体の冷えに気をつけ、元気に春を迎えましょう!

秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

長時間の運転による腰からおしりの痛み

今日は長時間の運転についての対策について書きたいと思います。

長時間車の運転をしていると腰からお尻、さらには足の方まで痛くなったりだるくなったり、場合によってはしびれも出ます。
その原因はお尻の筋肉に負荷がかかり血行が悪くなり場合によっては神経が圧迫されるからです。

対策としては運転時の姿勢を骨盤と膝の位置を同じ高さにしてあげることです。
座布団やクッションなどを使って同じ高さにしてあげると腰やお尻にかかる負担が軽減され、長時間の運転でも痛みが出にくくなります。
あとは可能であれば、こまめに休憩を挟み、背伸びをしたり、腰をゆっくり回したりなどといったストレッチも有効です。

それでも痛い場合は慢性的な筋肉の固さや血行不良などが原因となっている場合があります。
その時は治療にいらして下さい!

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治らない首肩こり

久しぶりの投稿になります。だいぶサボってしまいましたがこれからはマメに投稿していきたいと思います!!

今日はなかなか治らない首肩こりについて書いていきたいと思います。
便利で近代的な生活の中で生じた肩こりは、昔の肩こりと違い、強く揉むといった施術が効きにくくなっています。
その大きな理由は、現代の肩こりがスマホやデスクワークなどにより、肩や首の周りにある小さな筋肉をはじめ、特に『筋膜』などにダメージが蓄積しているからだと考えられています。

10年20年くらい前までは、肩の表層にある大きな筋肉をほぐすことでコリは解消することが出来ました。
しかし深層部にある小さい筋肉にコリができるとそこまでなかなか刺激が届かず慢性的なしつこい肩こりにつながってしまいます。
そのような慢性的な首肩こりには生活習慣を改善するのはもちろんですが、『鍼灸治療』が効果的です!
鍼灸治療は原因となっている(血流不足でこりかたまっている)筋肉に直接アプローチし、首肩周りの血流を改善することで、酸欠状態にある筋肉に栄養を届け、筋肉を本来の柔軟性のある状態に戻していけます。

東洋学的な治療は、自然治癒力を利用し根本から症状を改善していきます。
そのため、ある程度の期間治療を続けてもらう必要がありますが、治療を続けていくと痛みやコリなどのつらい症状から開放されるのはもちろんですが、痛みが再発しづらい体質になっていきます。

慢性的なつらい首肩こりやどこに行ってもなかなか改善しない症状をお持ちの方は、ぜひ当院に一度ご相談下さい!

身体の痛み、不調でお悩みの方、お疲れの方お待ちしています!
また、美容鍼に興味のある方!まずはご相談たけでもお待ちしています!

秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

東洋医学的な考え方

今回は病気の原因となる病因について東洋医学的な観点から書いていきたいと思います。(ちょっと分かりづらいかもしれませんが、、、汗)

病因を考えるときには「素因」「内因」「外因」の3つがあげられます。

「素因」:体が弱いとか丈夫などというような生まれつきの性質。

「外因」:外邪ともいい外部からの病気の原因、主として自然現象によるもの。風、暑、湿、燥、寒などがある。

「内因」:病気を起こす内部条件。怒、喜、思、悲・憂、恐・驚 があります。感情の高ぶりは内臓や経絡を痛めます。今でいうストレス学説です。

このうちの「内因」がとくに重要で、内因がなければどの様に外因に襲われても発病はしないといわれてます。

これは精神状態が平穏で、気の調和が取れていれば病は発生しないという考え方です。

現代社会では様々なストレスに常にさらされています。

鍼灸治療にて経絡の調和がとれれば病気に冒されない健康的な体を手に入れることができます!

身体の痛み、不調でお悩みの方、お疲れの方お気軽のご来院下さい(^o^)

また、美容鍼に興味のある方!まずはご相談たけでもお待ちしています(^o^)

更年期症状

更年期の症状はさまざまです。
汗をかく、顔がほてる、イライラする、だるさを感じるなど色々な症状が出てきます。
それらの症状は、すべて自律神経・女性ホルモンのバランスの乱れから来ています。
鍼灸はそのバランスを調整することに優れています。
体質の改善には少し時間はかかりますが、体の変化には比較的早い段階で感じていただけます。

更年期障害の原因である、自律神経やホルモンバランスの調整を「鍼灸」にて行うことで、副作用なく症状の緩和や改善をおこなうことができます。
以前のような元気な体を取り戻したい方はお気軽にご相談下さい!

秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院