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秋の養生法

東洋医学、陰陽五行では、秋は肺がダメージを受けやすいとされています。
ただ単純に肺の臓器という意味ではなく、東洋医学、陰陽五行でいう肺とはその臓器だけににとどまらず、空気を取り入れる鼻や口、喉など呼吸器全般を指しています。
秋に現れる肺や呼吸器へのダメージ源となる乾燥、、、。
これにうまく対応できれば、心地よく秋を過ごせ、寒い冬に向かって身体を整えていくことが出来ます。

~秋の養生ポイント~

☆まずは体温調節
暑かったり、寒かったり、寒暖差が大きい秋は、脱いだり着たりできる上着を一枚持ち歩くことをおすすめします。
これで冷えから身を守りつつ、冬の寒さにも徐々の体を慣らしていきましょう!
また上着を羽織ることによって、皮膚の乾燥によるダメージをある程度防ぐことが出来ます。

☆呼吸器のケア
乾燥による呼吸器のダメージを防ぐためにうがいをしたり、水分をこまめにとったりして体を潤すようにしましょう!

☆食事で体を潤すことも大事
東洋医学ではなるべく旬の食材を取ることが大事とされています。
例えば、栗やくるみ、銀杏などは植物性の油分で体内の乾いた空気による乾燥をを防いでくれる効果がありまし、大根や長ネギは辛味があって風邪や呼吸器のダメージへの予防にも効果的です。
かぼちゃは体を温めたり、さつま芋は気を補って胃を元気にし、便秘の解消にもつながります。
また、白きくらげや梨などの白い食材も東洋医学では秋にいい食材とされています。
何を買おうか悩んだときは、その時期時の旬の食材を調べて、手に取ってみてはいかがでしょうか。

湿邪

今週はずっと雨で、ジメジメ、ジトジトでしたね、、、(;´∀`)
梅雨の時期は、なんとなく身体が重だるくなったり食欲がなくなったり、天気と同じように気分も体調もすっきりしない、朝だるくて起きられない、むくみやすい、、、。という人も多いと思います。

梅雨の時期に身体が重だるく感じたり体調や気分が悪くなるのは、あのジメジメした湿気が一因です。

適度な湿気は皮膚や内臓、筋肉などの臓器を潤し、身体を内からも外からも守ってくれます。ですが、その湿気も過剰になると身体に余分な水分(湿)が溜まりやすくなります。

東洋医学では「湿」は身体に溜まると「湿邪」となって、さまざまな不調の原因になると考えられています。

ジメジメした梅雨の時期、体調を整えるには余分な水分を身体に溜め込まないように水分代謝を良くして、「湿邪」を生じさせないことが大切です。

そこで、梅雨の時期に押さえておきたいポイントをいくつかご紹介したいと思います!
●水分を取り過ぎない
熱中症対策で水分摂取は必要ですが、飲み過ぎると身体が重だるくなり、胃腸の調子を崩す原因になります。水分は一度に一気に摂るのではなく、こまめに適量摂るように心がけましょう。

●適度に運動する
湿邪は停滞する性質があるので、動かないとどんどん溜まってしまいます。身体を適度に動かして汗をかき、新陳代謝を上げて水分排泄を促しましょう。
汗をかいた後は、そのままにせず、シャワーを浴びたり、こまめに着替えたりして、出した汗はすぐに吸い取ることも大切です。

●鍼灸治療
鍼灸では身体の水分の巡りを良くし、湿邪を除去して体調を整えることができます。梅雨のこの時期、気分も体調もすっきりしない時は、鍼灸治療を選択肢の一つに加えてみませんか?みなさんの体調管理を少しでもサポート出来ればと思います。

妊活と睡眠時間

妊活中の方の理想的な睡眠時間は7~8時間と言われています☆

妊活中の睡眠時間が妊娠率に影響する理由として、ホルモンの分泌が考えられています。
睡眠はホルモンの分泌と関係があり、妊活に重要なホルモンも睡眠によって分泌されるためです!

妊活中に8時間程度の睡眠をとることは、妊娠率を上げることにつながります。
適切な睡眠は、妊娠に重要なホルモンの分泌を促し、ストレスの解消にもつながります。
妊活中は仕事との両立もあり睡眠時間を確保するのが難しい場合も少なくないかと思います。
無理せずにストレスにならない範囲でぜひ睡眠習慣の見直しも行ってみてください☆

男性の睡眠時間も精子の質に関わり、とても大切です。男性の方も適切な睡眠時間を心がけましょう!

また、睡眠時間はしっかりと確保できていても質が悪く、睡眠障害の状態にある方も多くいらっしゃいます。
睡眠障害とは具体的には以下のようなサイン・症状があり、十分な睡眠を確保できない状態のことです。
・なかなか寝付けない
・夜中に何度も目が覚める
・朝早く目が覚め、寝付けない、、、など

このような場合は軽い運動を取り入れたり、湯船に入って身体を温めたり、寝る前のスマホえを控えたりと生活習慣を少し見直してみることも大切です。
さらに鍼灸治療は、睡眠の質を上げることに効果的です。
身体をリラックスさせる効果が高いため、治療当日はよく眠れると言われます。 1週間に1回程度の鍼灸治療によって自然治癒力を高め、自律神経やホルモンバランスを調整して、仕事や家事で疲れた心身をリセットすると効果的です☆

春と自律神経

春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きます。この状態が続くと、疲れがたまりやすい・免疫力が下がる・胃腸の働きが落ちる・肩や腰が痛くなる・身体が冷える・寝つきが悪くなる、などの症状があらわれます。
また、春は異動・転勤・新生活の始まりなど生活が大きく変化する季節にもなるので、普段より緊張する機会やストレスを感じることが多く、自律神経が乱れやすくなります。

春に起こりやすい不調としては、
・身体のだるさ、重さ
・イライラ、ストレスを感じやすい
・不眠
・頭痛
・めまい
などがあります。

この時期の過ごし方のポイントとしては、
☆散歩などをし適度に体を動かす。
☆早起きを心がける
☆春の食材を取り入れる。(特に山菜などの苦味のあるものがおすすめ!)
☆酸味のあるものを取り入れる。(イライラしたときや疲れているときは酢の物や梅干しなどの酸味を取り入れてリフレッシュ!)
☆体温調節のできる服装を心がける

4月に入り、日中は温かい日が増えてきましたね!
桜ももう少しで咲きそうな気配、、、♡
4月は、新生活の始まりや、環境の変化で何かと心身に負担がかかりがちになりやすいです。
自然界では芽吹きの時期でもあります。
少し外に出て散歩してみたり、お茶をしてほっと一息ついてみたり。。。
そんな、ちょっと心がリラックスできるできる時間を取り入れてみるのもいいかなーと思います🌸

冬至♬

今日、12月22日は冬至です♪
一年の中でも昼間がもっとも短くて、夜がもっとも長くなる一日です。
日がもっとも短い冬至を過ぎたら、そこから少しずつ日が長くなっていきます。
なので、冬至は、太陽が復活する日、運が向いてくる大事な日として、世界各地でめでたい日、縁起が良い日とされているようです!

●ゆず湯に入ろう!
冬至に「ゆず湯」に入る理由はいろいろあるようです。
旬を迎えた香りの強いゆずをお風呂に入れることで身を清めたり、冬至=湯治(とうじ)、柚子=融通(ゆうづう)をかけて、「冬至の日はお湯に入って湯治をして、融通よくなりますように」などといったこともあるようです。
さらに、ゆずは血行を促進して体を芯からあたためてくれるので、風邪をひきにくくなるとされています。
今日はゆず湯に入ってリラックスしてゆっくり温まるのもいいかもしれませんね(*´ω`)

●かぼちゃを食べよう!
冬至は「運」が向いてくる大事な日。このことから、「ん」がつくものを食べて「運」を呼び込むという風習もあるようです!
なかでも特に良いとされているのが「なんきん」。これは「かぼちゃ」のこと。
かぼちゃは本来は夏が旬の野菜ですが、夏に採ったかぼちゃを冬まで保存しておくことで、甘味や栄養価が増すのだそうです。かぼちゃには、健康や美容に必要なβ-カロテンや風邪予防によいビタミンCが豊富なので、厳しい寒さを乗り切る食材としてぴったり!ホクホクの冬かぼちゃをおいしく食べて、運を呼び込みましょう☆

妊活中は目の使い過ぎに注意!

東洋医学では目の使い過ぎは「肝」の機能を弱めることになります。

肝が弱まると血流の流れが悪くなったり、エネルギーが滞りやすくなったり、イライラしやすくなったりします。

何より、目を酷使すると、妊活中の女性にとって大切な「血(けつ)」の消耗が激しくなります。
「血」が消耗すると、目のかすみ、不眠、めまい、不安感などの症状が現れやすくなります。
また、「血」が不足すると血流の流れも弱まり、「お血」状態になりやすくなったり、月経や排卵が乱れたり、子宮内膜のクオリティーが下がったり、妊活中の女性にはマイナスな面が増えてきます(>_<) 目と子宮は同じ経絡に属しているので、目を疲れさせると子宮にパワーがいかなくなります。 パソコンやスマホ、テレビ・編み物・読書などは根を詰めてやらないようにして子宮にパワーを蓄えましょう!! もし、使い過ぎてしまった場合は蒸しタオルや目の周りのツボ押しなどでしっかりケアをしましょう☆

睡眠と夏バテ

今年は、本当に暑さが厳しいですね。。。
8月ももう下旬ですが、まだ真夏のような暑さが。。。
でも、日はだんだんと短くなって秋の気配も感じられるようになってきました!

今年はこの暑さの影響で、寝苦しい日が多くなってきています。
そのため、睡眠の質が低下したり、なかなか寝付けなかったりといい睡眠がとれず、日中もだるかったりと体調不良を感じる方も増えてきます。
睡眠は身体の疲労を回復させる最高のメカニズムです!

人が眠る目的は、疲労を回復させ、体を作り上げるためです。
傷つけられた損傷を、元の状態・時にそれ以上に回復させることこそが「睡眠」の目的です。
人体は、寝ている時にしか回復することが出来ません。
睡眠による回復能力。
このメカニズムは「夜間」によって、最大限に発揮されます。
人間の体は、太陽の動きと大きく関わっていて、日が昇れば目を覚まして活動し、日が沈むとゆっくりと体を休め睡眠をとります。
日中に数分間の仮眠を取ることは消耗にブレーキをかけるという意味では効果的です。
しかし、日中にいくら寝ても回復はしません。
夜間に寝るからこそ、体は回復を行うことが出来るのです!

この時期は特に睡眠の質が低下しやすい時期です。
夏バテをしないようにするためにも、「睡眠」はとっても大切です☆
なかなかすぐに睡眠の状態を回復させるのは、難しいとは思いますが、「夜は早く寝よう!」という意識を持つこと。
きっと意識するだけでも、体調が変わってくると思います☆

歩いて健康を手に入れよう!

この時期は、外を散歩するのにとても気持ちのいい時期です♪

歩くことは最高の健康法です!
多くの病気の予防につながるので、ぜひ取り入れてもらいたい健康法のひとつです。

そこで今回は、効果的な歩き方のポイントを紹介します☆
1.正しく立つ・・・軽く足を開いて立ち、左右の足裏に均等に体重を乗せます。首と頭全体を後ろに引くイメージで顎を軽く引き、胸を開いて肩甲骨を寄せます。
耳・肩・肘・腰骨・くるぶしが一直線になる姿勢が理想的です。

2.肩甲骨から歩く
足ではなく、肩甲骨から動かします。上半身のひねりを下半身に伝えるイメージです。足だけ動かすより疲れにくく、長時間歩けます。

3.肘は後ろに引く・・・肘を軽く曲げ、後ろに引くことを意識します。腕と肩甲骨は筋肉でつながっているため、腕を振ると肩甲骨が動きます。

4.かかとの真ん中で着地する・・・かかとの真ん中で着地し、小指側で地面をとらえ、親指側から蹴りだします。「つま先正面に向け、かかとの真ん中で着地」を意識すると無理なくできます。

正しい歩き方で歩くとより健康効果は高まりますが、なりより大事なのが、楽しい気分でリラックスして歩くことです♪
最初は短い距離から始めても全然大丈夫です。
余裕をもって無理なく、楽しめるペースで始めてみましょう!!

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秋田市 鍼灸院

咽喉頭異常感症と鍼灸治療

今回は意外と悩んでいる方が多い咽喉頭異常感症について書いていきたい思います☆

咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)とは、「のどがつかえる」「しめつけられる」「何かできている」など、さまざまな言葉で表わされるのどの違和感、異常感覚のこと。
のどの過敏性や貧血、自律神経失調症などが原因で起こる場合のほか、不安神経症、うつ病など心因的なもの(病気)が関係している場合などがあります。
多くは、ストレスなどの影響で情緒が不安定になる事によって発症すると考えられています。

「のどがつかえる」「しめつけられる」「何かできている」「くすぐったい」など、さまざまな言葉で表わされるのどの違和感、異常感覚のことを言うので、鼻やのどの検査(内視鏡検査、X線検査、CT検査など)をしても、訴えに見合うだけの異常が見つからないのが、この病気の特徴です。
検査で異常がないことがわかっただけでも、安心して症状が治まることがありますが、改善するまで時間がかかるケースもあります。

東洋医学には「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれている病態があります。
「梅核気」とは、読んで字の如く梅の核(=種)のような気の塊が喉に留まってしまい、呼吸や飲食は差し支えないが何かがつっかえたような違和感を強く感じる状態のことです。現代医学では、咽喉頭異常感症やヒステリー球と呼ばれています。
これらは東洋医学の観点からみると、「気が上逆して咽喉を塞いでしまう病」です。

東洋医学の考えに「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがありますが、梅核気、は気の巡りが悪い「気うつ(気滞)」によって起こる症状と捉えられています。そのため、気を巡らす治療をしていくのが、一般的です。

鍼とお灸で気血の流れを改善しつつ、自律神経を整えることで症状の改善が期待できます。
また、この症状は精神的な面も影響しやすいので、体と心の両面からアプローチできる鍼灸治療もおススメです!

何かお困りごとがございましたら、ぜひ一度相談だけでもご連絡ください。

ひな祭り♬

今日はひな祭り🌸

桃の節句にちなんで、女性はみんな知っておきたい、大切なツボを紹介したいと思います。

【三陰交(さんいんこう)】

三陰交は足にありますが、子宮につながってつながっているといわれています。
月経に関する症状や更年期の症状、がある方はこの部分を冷やさない事が大切!!
また、むくみにも効果的なので、女性にとってはとっても嬉しいツボです♡


内くるぶしの頂点から指4本分上がったところで、骨のきわにあります。