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うつと鍼灸

今年はコロナウイルスの関係で自律神経の乱れによる体調不良に悩んでいる人が増えています。

現代社会は多種多様なすとストレスと常に隣り合わせです。
そのため「うつ病」は身近な病気になりつつあります。

「うつ病」は心と身体の両方に症状を現します。
決して心だけの病気ではありません。
気分の落ち込みや、不安感、興味や喜びなどの感情の喪失、食欲不振や体重減少、不眠など様々な症状が現れます。

「うつ病」にも鍼灸治療は効果が認められています。
WHOでも鍼灸適応疾患に「うつ」の症状が挙げられています。
ちょっと難しい話になりますが、、、
うつになったとき、その人の脳内ではノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンなどのモノアミン神経伝達物質が減少することが分かっています。
抗うつ薬はそういった神経伝達物質に働きかけ、うつを改善しようとするものです。
その神経伝達物質を鍼灸治療でも増やすことができます。
もともと鍼灸は人間が本来持っている自然治癒力を活性化しホメオスタシスを働かそうとする治療法です。
そのため、抗うつ薬のような副作用もなく、身体の中の足りないモノは補い、余分なモノは減少するようになります。
つまり、薬物療法では副作用や、お薬をやめたときにみられる離脱症状に苦しむ事もありますが、
鍼灸治療ではそのような事はなく自分の自然治癒力を引き出し、「うつ」からくる様々な症状を改ざんすることが可能です。

鍼灸治療はお薬とは違うので、治療してすぐに症状が改善することは難しいです。
でも、治療を継続していくと根本からの症状の改善が期待でき、様々なストレスに対しての耐性も強くすることもできます。

※現在、当院では患者様が安心して治療を受けていただけるよう、新型コロナウイルスの感染症対策に力を入れています。
また、完全予約制であるため、患者様同士の接触をが最低限になるようにご予約をお取りしております。

秋田市 鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

玄米カイロ

紅葉も終わり、いよいよ冬本番ですね。

「冷えは万病の元」なので、適度に体を動かし寒い冬をのりきりましょう!

当院では繰り返し使えてとってもエコな「玄米カイロ」(手作り)を発売中です。
素材にこだわって作ったので、よかったら使ってみてください☆彡


秋田市 鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

12月のカレンダー

12月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。

年末年始のお休みは12/30(水)~1/3(日)までです。

今年もあと1ヶ月となりましたが、体調に気をつけて元気に過ごしましょう!!

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11月のカレンダー

10月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。

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冷えと女性

冷えについて東洋医学的な観点からも少し書いてみたいと思います。

現代の女性の身体はとにかく冷えています。
その原因はたくさんありますが、特に運動不足や食生活、ストレスなどです。
身体が冷えると全身の血行が悪くなり、東洋医学でいう瘀血(おけつ)という状態になってしまいます。

血流が悪くなると、体の隅々まで血液を届けることが出来なくなり、酸素や栄養が細胞に届かなくなります。
さらに内臓にまで冷えると卵巣や子宮などの妊娠に大事な臓器に大きな影響を及ぼしてしまう事もあります。
また、それが原因で生理痛やひどくなると子宮内膜症や子宮筋腫を招くことにもなります。

また女性の体は7の倍数で変化していきます。
35歳くらいから身体を温める【腎】の機能が衰え始めます。
自分は冷え性じゃないと思っていても、実は冷えている・・・ということも多いです。

女性にとって冷えは大敵なのです。

はりやお灸の治療は、血流の流れを改善し、冷えてしまった身体を内側から温め、自律神経やホルモンの乱れを整えます。
また、【腎】の機能を強化し子宮や卵巣などの働きが高めてくれます。
冷え症を始め、生理不順や生理痛、不妊症など女性特有の悩みは鍼灸で改善できることが多いのです!

秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

10月のカレンダー

10月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。

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「水」のトラブル

前回は「血」について書きましたが、今回は「水」の不足で生じるトラブルについて書いていきたいと思います。

「水」の事を東洋医学では「津液」と言います。
「津液」は「血」以外の体液のすべてを指します。
「津液」の重要な作用は全身を潤すことです。
例えば、関節を滑らかにしたり、髪や肌に艶を出したり、みずみずしさを保ったりしています。
また、汗、鼻水、涙、よだれ、つばは津液の代謝物で五液といわれています。

☆津液の不足で生じるトラブル
津液の不調には、津液の不足と停滞があります。
①津液の不足による症状
・肌や髪の乾燥
・のど、鼻、口の渇き
・関節の異常など

②津液の停滞による症状
・むくみ
・下痢
・痰など

今まで3回に分けて「気」「血」「水」のトラブルについて書いてきました。
「気」「血」「水」は密接に関わっているため、どれかひとつでも不調をきたすと全身に様々な症状が現れます。
病院に行っても原因がはっきりしない不調は「気」「血」「水」のバランスの乱れかもしれません。

鍼灸治療はそんな「気・血・水」の乱れを整えてくれます。
皆さんも「気・血・水」のバランスを整えて、不調を改善し、不調の起りにくい体づくりを目指しましょう!

秋田市 鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院

「血」のトラブル

前回は「気」について書きましたが、今回は「血」の不足で生じるトラブルについて書いていきたいと思います。

東洋医学では「血」は「気」と並ぶ重要な基礎成分です。
その働きは全身に栄養を与えるだけでなく、人の精神活動も支えています。

特に女性は月経などで血液が不足しがちなので「血」に関する不調に陥りやすいです。

☆血の不足で生じるトラブル
①「血虚(けっきょ)」
血虚は血の不足、および血の機能の衰えた状態。
顔色や唇の色が薄くなったり、不眠や健忘など精神活動にも影響を及ぼします。
血虚の症状
・目の乾き、かすみ
・立ちくらみやめまい
・動悸
・月経不順
・冷え性など

②「血瘀(けつお)」
血瘀は血が停滞したり、巡りが悪くなる状態。
刺痛といわれる刺すような痛みや月経痛、神経痛などを生じることがあります。
血瘀の症状
・目の下のクマ、顔のくすみ
・月経痛
・便秘
・神経痛

③「血熱(血熱)」
血熱は血の中に熱がこもった状態。
血の循環不足で熱がこもった場合や味の濃い食事、辛い物の偏食場合にもおきる。
血熱の症状
・発熱
・鼻血
・口の渇き
・便秘

というように「血」のトラブルは体に様々な不調を及ぼします。
鍼灸治療で「血」ののバランスを整え、健康的な体を目指しましょう!

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「気」のトラブル

東洋医学では人の体を構成し、生命を維持する基本要素を「気」、「血」、「津液(しんえき)」といいます。
今回は「気」不足で生じるトラブルについて書きたいと思います。

そもそも東洋医学での「気」は生命活動の根幹をなすエネルギーで、全身に分布されています。
「病は気から」と言うように「気」の不足や変調は全身の不調に直結します。

☆「気」の不調で生じるトラブル
①「気虚」
気虚とは「気」の量が不足し、機能低下が生じている状態。新陳代謝が悪くなったり、臓腑のき働きが低下したりします。
気虚の症状
・自汗…普通にしていても汗が出てくる状態。
・倦怠感.
・食欲不振など

②「気滞」
気滞とは気の流れが滞っている状態。気が滞っている部分に疼痛や熱が生じたり、イライラや不眠など精神が不安定になったりします。
気滞の症状
・精神の抑鬱
・げっぷ、おなら
・張痛…気が腹部で停滞し、張って痛い状態。

③「気逆」
気逆とは気が逆流している状態。
気逆の症状
・イライラ感
・呼吸器の異常
・吐き気

というように「気」のトラブルは体に様々な不調を及ぼします。
鍼灸治療をすることによりこれらの不調は改善することが可能です。
「鍼」は特に「気」のトラブルに効果的です。
「鍼と灸」を使った治療で「気」の流れを整え不調を解消しましょう!!

9月のカレンダー

9月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。
9/19(土)は午前休診で14時~診療致します。
9/21(祝)は17時まで診療しております。
9/22(祝)は午前中診療しております。

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