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薄毛・抜け毛と鍼灸

年齢を重ねると、少しずつ気になり始める薄毛や抜け毛などのヘアトラブル。

今回は、鍼灸師の視点から薄毛・抜け毛について書いていきたいと思います。

薄毛・抜け毛はヘアサイクルの乱れによって起こります。
加齢に伴い、このヘアサイクルが乱れると、本来2~6年であるはずの成長期が短くなってしまい、髪の毛が十分に育たなくなってしまい、そのまま抜け落ちてしまいます。
そのため、髪の毛の本数が減ったり、仮に本数が同じでも髪の毛太さがより細くなったりするので毛髪が全体的に薄くなったように感じます。

ヘアサイクル乱れる原因としては、加齢、ストレス、生活習慣の乱れ、ホルモンバラスの乱れによる頭皮環境の悪化など様々です。
薄毛、抜け毛を根本から解決するには毛髪や頭皮のケアのみだけではなく、体内からのケアが重要になります。

薄毛や抜け毛の進行を食い止めるには、育毛剤の使用や、皮膚科での治療が一般的ですが、実は鍼灸治療も効果的!
鍼灸治療による薄毛や抜け毛に対する効果は主に2つあります。
①ホルモンバランスを整える
・・・男性型脱毛症などの薄毛を引き起こす原因の一つとして、男性ホルモンの影響があります。
⇒鍼灸には自律神経に作用し、ホルモンバランスを調節してくれる作用があります。

②頭皮の血流改善
・・・薄毛や抜け毛に悩んでいる方の多くが、頭皮が硬く、薄い傾向にあります。
これは頭部にある帽状腱膜と呼ばれる薄い筋膜が、首や肩、背中の筋肉の緊張が強いことで下に引っ張られるからです。
そうすると、頭皮への血流も悪くなり、髪に酸素や栄養がうまく運べなくなり、薄毛や抜け毛といった症状が現れやすくなります。
⇒鍼灸ではこのような筋肉の緊張を和らげ、頭皮への血流を改善し、頭皮の栄養状態を改善していきます。

鍼灸治療を続けることで、ホルモンバランスが整い、健やかな頭皮環境への改善が期待できます。
当院では、自律神経調整鍼灸コースの方で対応しているので、なかなか改善されない「薄毛や抜け毛」でお悩みの方はお気軽にご相談ください☆

男性更年期障害

 更年期障害と聞くと、女性の疾患というイメージが強いですが、最近では「男性更年期」も認識されはじめています。
「寝てもなかなか疲れがとれない…」「最近意欲ややる気が出ない…」「だるさが取れない…」
そのように感じた時、年のせいやただの疲れと見逃されがちですが、それは男性の更年期障害かも知れません。
男性更年期障害は、男性ホルモンのテストステロンの分泌の低下で起こると考えられており、生活習慣や社会活動からも影響を受けやすいことがわかってきています。。
女性の場合は閉経などの変化があるので気づきやすいですが、男性の場合そのようなはっきりとした変化がないので症状に気づきにくいこともあります。

男性更年期の症状
主な身体の症状としては、筋力低下や関節痛、筋肉痛、異常発汗、ほてり、肥満、頻尿など多岐に渡ります。
男性特有の症状で性欲減退や勃起障害などが起こります。EDは、近年「血管病」としても捉えられています。
それは勃起のメカニズムが血管の機能と深く関係があり、動脈硬化や血行不良など血管の健康が失われるとEDが起こりやすくなるためです。

また主な心の症状としては、興味や意欲の喪失感、不眠、うつ症状、そして集中力や記憶力の低下などがあります。夕方になると寂しくなったり、漠然とした不安感を覚えたり、理由もないのにイライラして家族にあたったり、きついことを言ってしまったりすることもあります。
また、男性ホルモンであるテストステロンは自律神経の働きに深く関係があり、交感神経が優位になっている時に増えて、交感神経が優位になっている時には減るという性質を持っています。
そのため、過労やストレスで自律神経が乱れると、男性ホルモンの分泌も不安定になり様々な症状が現れてきます。

男性更年期の治療
鍼灸治療は、自律神経を整える効果的な治療方法です。過度なストレスは過緊張状態の身体になり交感神経が優位に働いているため副交感神経とのバランスを整えることが必要です。鍼灸治療はその刺激により中枢神経を介してバランスを崩した自律神経を整えることが出来ます。また、鍼灸治療は血流を効果もあります。
男性更年期障害の症状は多岐にわたるため、その方の体質や症状に合った治療をしていきます。

まだまだ、男性更年期障害の理解も深まっていないため、誰かに相談したり、治療を受けたりしている方は少ないのが現状です。
ストレスや疲れの原因を見つけ心身の負担を軽減させてあげることで改善が期待されます☆

当院では、男性更年期障害の症状が見られる方は、自律神経調整鍼灸コースで対応しております。
治療を重ねることで、悪くなった血流を改善させたり、自律神経に働きかけ、ホルモン分泌も促します。
それにより、男性更年期障害の多岐にわたる症状の改善が期待できます☆

9月のカレンダー

2023年9月のカレンダーです。

13日、27日(水)は午前診療いたします。

16日(土)は都合により、午後から診療いたします。(午前休診)

よろしくお願いいたします!

8月のカレンダー

2023年8月のカレンダーです。

9日、23日(水)は午前診療いたします。

11日(祝)は16時まで診療いたします!
お盆休みは12日(土)~16日(水)までとさせていただきます。

梅雨も明け、一気に気温も上がり、夏本番!となりましたね☆
暑さ対策をしっかりして、夏バテしないように過ごしましょう!!

夏の過ごし方

7月に入り、だいぶ夏らしい天気になってきましたね!

夏は「陽」のエネルギーが盛んになり、植物や生き物すべてが活発に活動する時期です。
この時期は夜更かしし過ぎず、朝は早起きし、活動的な生活を送ることが夏の養生のポイントです!

夏は毛穴が緩み、発汗しやすい季節です。
中国では昔から「夏の適度な発汗」は冬の間にたまった余分な水分や冷えを追い出すと考えられています。
実際に、冷房をつけた部屋で汗をかかない生活を続けていると、「体がだるい」と感じる方が多いと思います。
逆に暑い中でも、少し外に出て、適度に汗をかくと「体がすっきりする」と感じたことはありませんか?

夏は、過ごしやすい時間帯に外に出て、外気にあたり汗をかく機会を意識的に作りましょう☆彡

「冬病夏治、夏病冬治」という言葉にあるように、冷えや、むくみ、風邪をひきやすいなど、冬野寒い時期の不調が気になる方は春夏の過ごし方が大切です。
そういった方は体を冷やさないように、なるべく温かい飲み物や食べ物を摂ったり、日光浴をしたり、軽めの運動や入浴で汗をかく機会を作るなど、「体を温めて、新陳代謝を良くする」という事を意識して過ごすようにしましょう!

梅雨の不調

梅雨の時期は、大気は低気圧配置になりやすく、副交感神経が優位になり身体がお休みモードのスイッチが働き、活動量も普段より減り、血のめぐりも悪くなるため「眠気」「だるい」「やる気が出ない」などと感じてしまいやすいです、、、😢

この時期の体調不良として多いのは、頭痛、身体のだるさ・倦怠感、気分の落ち込みなどです。
肩こりや片頭痛がひどくなったと感じられる方も多いです。
また、雨で気温がグッと下がったり、真夏のような暑さの日があったりで、身体にも負担のかかり疲れやすくなってしまします💦

梅雨の不調の対策としては
●朝起きたらカーテンを開け、日を浴びる。
●日中は意識して活動的に
●軽めの運動や雨の日はストレッチ
●夜はぬるめのお湯につかり心身をリラックス
●しっかりと睡眠時間を確保する

そして梅雨の時期にぜひ食卓に取り入れてほしいのが、「梅干し」!!
「梅雨」という言葉にも「梅」という字が使われていますが、
「梅」昔から日本人とても身近な存在です。「梅干し」には、疲労を回復してくれるクエン酸が多く含まれているので、身体を元気にしてくれます!
またクエン酸は肩こりや筋肉痛の予防や改善にも効果があるそうです♪

梅雨の時期、梅干しを一粒食べて、元気に過ごしましょう!!

7月のカレンダー

2023年7月のカレンダーです。

12日、26日(水)は午前診療いたします。
29日(土)は都合により休診とさせていただきます。

本格的な夏の到来を前に、だんだんと日差しが強い日が多くなってきましたね。
夏は冷ややっこや素麺などの冷たい食べ物を食べる機会が多くなりがちです。
そんな時は薬味でひと工夫!
ネギや青じそ、生姜などは音声の食べ物なので、身体を冷やす過ぎないように調節してくれます☆

また、きゅうりやスイカ、トマトやナスなどの夏野菜は夏の暑さを覚ましてくれつつ、夏に弱りやすい胃腸をいたわる
作用もあるので、おすすめです♪
「旬の食材を生かしていく」というのは、どの季節においても大切な養生の1つです。
食べすぎには気をつけて上手に取り入れていきましょう!!

便秘と鍼灸治療

便秘は大きく機能性便秘と器質性便秘の2タイプに分かれます。
一般的に便秘症といわれるものは機能性便秘に含まれます。

●器質性便秘
大腸がんや腸閉塞などの病気が原因とされるものや生まれつき大腸が長い体質の「腸過長症」が原因で起こります。

●機能性便秘
便の作られる過程や排便が原因で起こります。

一般的に便秘症といわれるものは機能性便秘に含まれます。

便秘になると、肌のツヤがなくなったり、肌荒れなどの肌トラブルも起きやすくなります。
さらに腸内に有毒物質が発生して悪玉菌が増えるので、腹部の張りや食欲不振、吐き気、めまいなど様々な症状が現れやすくなります。

機能性便秘の主な原因としては
・食物繊維や水分不足。
・運動不足
・自律神経の乱れ
などが挙げられます。

また、便を移動させる腸管の動きの事を蠕動運動と言います。
蠕動運動をコントロールしているのが自律神経です。
自律神経を整えるには鍼灸治療が効果的!
なので、「はり」と「お灸」を使った鍼灸治療は便秘の症状にも効果的です☆

便秘でお悩みの方は、生活習慣の改善と並行して鍼灸治療を行うことで、より高い改善効果を期待することができます!

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秋田市 鍼灸院

6月のカレンダー

2023年6月のカレンダーです。

14日、28日(水)は午前診療いたします。

あっという間に6月ですね( ゚Д゚)
6月に入ると梅雨の時期がやってきますね。。。
梅雨の時期は、低気圧が続くため、身体は副交感神経が優位に働きやすい時期です。
副交感神経は、緊張をほぐして身体を休ませるように働く神経なので、身体がお休みモードに入って、「だるい」「やる気が出ない」と感じやすいです。

また湿気に弱い体質の方は特に調子を崩しやすい時期になります😢
軽めの運動やストレッチなどの軽めの運動で汗をかいて水毒を出しやすくしてあげましょう!

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歩いて健康を手に入れよう!

この時期は、外を散歩するのにとても気持ちのいい時期です♪

歩くことは最高の健康法です!
多くの病気の予防につながるので、ぜひ取り入れてもらいたい健康法のひとつです。

そこで今回は、効果的な歩き方のポイントを紹介します☆
1.正しく立つ・・・軽く足を開いて立ち、左右の足裏に均等に体重を乗せます。首と頭全体を後ろに引くイメージで顎を軽く引き、胸を開いて肩甲骨を寄せます。
耳・肩・肘・腰骨・くるぶしが一直線になる姿勢が理想的です。

2.肩甲骨から歩く
足ではなく、肩甲骨から動かします。上半身のひねりを下半身に伝えるイメージです。足だけ動かすより疲れにくく、長時間歩けます。

3.肘は後ろに引く・・・肘を軽く曲げ、後ろに引くことを意識します。腕と肩甲骨は筋肉でつながっているため、腕を振ると肩甲骨が動きます。

4.かかとの真ん中で着地する・・・かかとの真ん中で着地し、小指側で地面をとらえ、親指側から蹴りだします。「つま先正面に向け、かかとの真ん中で着地」を意識すると無理なくできます。

正しい歩き方で歩くとより健康効果は高まりますが、なりより大事なのが、楽しい気分でリラックスして歩くことです♪
最初は短い距離から始めても全然大丈夫です。
余裕をもって無理なく、楽しめるペースで始めてみましょう!!

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