患者さんから最近よく聞かれるお悩みの1つが、「息が吸いずらい感じがする」、「呼吸が浅い感じがする」といったお悩みです。
呼吸をするには肺の他にも大事なものがあり「胸郭(きょうかく)」と呼ばれる肋骨や背骨で覆われた骨格で、その周りの筋肉「呼吸補助筋(こきゅうほじょきん)」が運動することで胸郭を動かし呼吸を補ってくれています。
この呼吸補助筋は主に息を吸う、吐く時によって役立つ筋肉も変わってきますが、肋骨についている「内、外肋間筋(ろっかんきん)」や、
首の周りについている「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、僧帽筋(そうぼうきん)」
肩甲骨と背骨の間にある、「菱形筋(りょうけいきん)」
お腹周りにある「腹直筋(ふくちょくきん)、腹斜筋(ふくしゃきん)」
など様々な筋肉がスムーズに伸び縮みしてくれることにより呼吸が円滑にできるのです。
また呼吸をするということは自律神経とも深い関係があります。
交感神経が優位だと吸気(吸う)が中心になり早く浅い呼吸になります。
副交感神経が優位だと呼気(吐く)が中心となり、ゆっくりとした深い呼吸になります。
緊張したり、イライラしたりストレスを感じたりすると交感神経が優位になるため、自然と呼吸が早くなり、浅い呼吸になってしまいます。
なので、普段の姿勢や運動不足によって呼吸に関係する筋肉がスムーズに動いていてくれなかったり、常にストレスにさらされていると「息が吸いずらい」、「呼吸が浅い」などといった不快な症状が現れてきます。
最近呼吸が浅いなと感じることはありませんか?
呼吸が浅くなるとリラックスもしずらくなったり、深い眠りに入りづらくなります。
身体の筋肉を緩め、自律神経を整えて呼吸のしやすいお身体にしましょう!!
お悩みの方はぜひご相談下さい☆

今回は意外と悩んでいる方が多い咽喉頭異常感症について書いていきたい思います☆
咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)とは、「のどがつかえる」「しめつけられる」「何かできている」など、さまざまな言葉で表わされるのどの違和感、異常感覚のこと。
のどの過敏性や貧血、自律神経失調症などが原因で起こる場合のほか、不安神経症、うつ病など心因的なもの(病気)が関係している場合などがあります。
多くは、ストレスなどの影響で情緒が不安定になる事によって発症すると考えられています。
「のどがつかえる」「しめつけられる」「何かできている」「くすぐったい」など、さまざまな言葉で表わされるのどの違和感、異常感覚のことを言うので、鼻やのどの検査(内視鏡検査、X線検査、CT検査など)をしても、訴えに見合うだけの異常が見つからないのが、この病気の特徴です。
検査で異常がないことがわかっただけでも、安心して症状が治まることがありますが、改善するまで時間がかかるケースもあります。
東洋医学には「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれている病態があります。
「梅核気」とは、読んで字の如く梅の核(=種)のような気の塊が喉に留まってしまい、呼吸や飲食は差し支えないが何かがつっかえたような違和感を強く感じる状態のことです。現代医学では、咽喉頭異常感症やヒステリー球と呼ばれています。
これらは東洋医学の観点からみると、「気が上逆して咽喉を塞いでしまう病」です。
東洋医学の考えに「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがありますが、梅核気、は気の巡りが悪い「気うつ(気滞)」によって起こる症状と捉えられています。そのため、気を巡らす治療をしていくのが、一般的です。
鍼とお灸で気血の流れを改善しつつ、自律神経を整えることで症状の改善が期待できます。
また、この症状は精神的な面も影響しやすいので、体と心の両面からアプローチできる鍼灸治療もおススメです!
何かお困りごとがございましたら、ぜひ一度相談だけでもご連絡ください。
過敏性腸症候群は、精神的なストレスや自律神経の乱れなどによって腸の働きに異常が生じ、便秘や下痢など排便の異常を起こす疾患の事です。
過敏性腸症候群の多くは過度なストレスや緊張などによって引き起こされると考えられています。
また、お腹の痛み・便秘・下痢・不安などの症状のため、日常的生活に支障が出る場合も多くあり、精神的にも追い詰められてしまう事もあります。
対策としては、生活習慣の改善や食生活の改善を行いつつ、ストレスの緩和をしていくことが大切です。
自律神経の乱れやストレスからくる不調は鍼灸治療の得意とするところです☆
鍼灸治療では、副交感神経の働きを高め、身体をリラックスさせます。
そしてストレスを和らげ、日々の疲れをきちんと取ることで、症状を和らげ、トイレの回数も減らしていくことができます♬

2023年5月のカレンダーです。

10日、24日(水)は午前診療いたします。
GWのお休みは5/3(水)~5/7(日)までです。
5/25(木)は都合により、17時までの診療とさせていただきます。
山菜がおいしい季節になりました♪
山菜には冬の間にため込んだ余分な脂肪や老廃物を出してくれるデトックス作用あります!
食卓に春を告げる山菜を取り入れて、体も心もリフレッシュしましょう♪
2023年4月のカレンダーです。

12日、26日(水)は午前診療いたします。
29日(土)は祝日ですが、16時まで診療いたします。
今年の春は暖かいですね!
桜も、もうすぐ咲きそうですね🌸
春は気持ちが不安定になりやすい季節です。
それに加えて、春は卒業や入学、就職、異動、転勤などの環境の変化が大きいとき。
この変化がストレスになり、さらに自律神経が乱れやすくなります。
イライラ、怒りっぽいなどは体がストレスを受けているサイン!
体と心にしっかりと耳を傾け、整えましょう☆
『春の養生法』
春は冬に盛んだった陰気が衰えていく代わりに、陽気が増してくる時期です!
人の体も同じように、自然界の働きに応じて陽気が増えて活動的になってきます。
春の過ごし方
◎のんびり、ゆったり過ごす・・・春は緊張やイライラを感じやすい季節です。リラックスを心がけ、ストレスを溜めないようにしましょう!
◎朝の陽気を取り込む・・・春は早く起きて、散歩をするといいといわれています。朝の「陽気」を取り入れることで体のバランスも整いやすくなります。
◎旬のものを食べる・・・春は「肝」の働きを高めることが大切です。山菜類や酸味のあるものがおすすめです♪
芽吹きの季節に合わせた、「春の養生」を上手に取り入れ、身体を整えていきましょう!

2023年2月のカレンダーです。

2月は節分がありますね!
節分は文字通り節(季節)を分けるという意味があるそうです。
昔の日本では、春は一年の始まりとされ、特に大切にされていたようです。
そのため、立春(春の始まる日)の前日を冬と春を分ける日だけを節分と呼ぶようになったそうです♪
まだまだ天気は「冬」!!っていう感じですが、確実に春は近づいてきているようですね☆
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秋田市 鍼灸院
今日からまた一週間が始まりますね!!
今週はかなり冷え込むみたいなので、冷え対策をしっかりとして元気に今週も過ごしましょう🎵
そんな今日は「油」の話を少ししたいと思います。
最近はスーパーなどでもいろいろな油を目にするようになりましたね!
「油」とひと言で言っても種類がたくさんあって、それぞれにメリット・デメリットがあります。
今日は最近需要が高まってきているという「こめ油」について書きたいと思います☆
我が家でも一番よく使っている油は「こめ油」です。
こめ油はビタミンEが多く含まれています。
ビタミンEは抗酸化作用があり、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。シミやシワを防ぐため、アンチエイジングにもつながります!
また、こめ油特有の栄養素でγ‐オリザノールと栄養素があるそうです。
これは更年期障害や胃腸神経症などの改善に効果があるそうです☆
油は毎日調理に欠かせないもの!
こめ油以外にも、たくさんの種類があるので、それぞれの用途に応じてうまく使ってみたいなーと思っています!(^^)!

今回は眼精疲労についてちょっと書いていきたいと思います!!
今やパソコンやスマホは生活の一部となり、現代人は目を酷使している方がほとんど、、、。
目を休めて回復する程度であれば、まだ大丈夫なのですが、眼精疲労が慢性化してくると目を休めても十分に回復しなくなってきます😢
眼精疲労の主な症状は、目が重い、痛い、かすむ、まぶしい、乾燥する、瞼がピクピクするなどの目の症状に加え、頭痛、首肩こり、イライラ、吐き気など身体の症状も現れてきます(゚Д゚;)
眼精疲労に対する鍼灸治療の一つとして後頭下筋群を緩めてあげることが効果的です☆
後頭下筋群は首や頭が目の動きと連動して動くのを制御する働きがあり、目を使い過ぎるとこの筋肉が働き過ぎて硬くなってしまいます(>_<)
また、後頭下筋群は後頭骨と頸椎につながるため、眼精疲労に影響する自律神経とも密接です。
鍼灸治療で後頭下筋群を緩めてあげると、首肩コリを緩め、眼精疲労を軽減することができます🎵

東洋医学的に考えると、目が疲れている状態は「肝」が弱っているサイン!
足の甲にある「太衝」というツボを使ってあげるのも効果的です♪

産後は出産による体力の消耗、ホルモンバランスの乱れ、出産時の出血や哺乳による血液不足、育児による睡眠不足などのため様々な症状が生じやすくなります。
例えば頭痛、めまい、不眠、冷え、抜け毛や、育児による首肩こり、腱鞘炎、腰痛、寝不足による疲労感や、慣れない育児への不安やストレスなどによるイライラや気分の落ち込みなどが見られます。
現代は昔とは生活様式も変わってきているため、近くに頼れる人もいないため産後すぐに家事も育児も自分でこなすことになり、自分の体調管理は後回しになっている方も増えています。
そんな産後の心と体の不調には鍼灸治療もおすすめです!
産後の乱れやすい自律神経を整え、血行を促進し、免疫力を高めることで、産後に見られやすい様々な不調を改善していきます。
また鍼灸治療には気分をリラックスさせる「エンドルフィン」や「エンケファリン」などのホルモンを分泌されることも分かっており、心にも作用しストレスやイライラ、不安感などにも効果があります。
当院では産後1か月以降~産後のケアとして施術が可能です!
痛みが少なく軽い刺激での治療になりますので、心地よくリラックスして受けていただけると思います!(^^)!

※現在、当院では患者様が安心してただけるよう、新型コロナウイルスの感染症対策に力を入れています。
また、完全予約制であるため、患者様同士の接触が最低限になるようにご予約をお取りしております。
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