不妊症(食生活)③

第3回は食生活について書いていきます。

「食べる物は血となり骨となる重要な要素」
大切なのは分かっていてもなかなか3食バランスの取れた食事をとることはかなり難しいです。
なので、今回はなるべく取り入れやすい食生活の参考になる知識を書きたいと思います。

・体を温める食べ物、体を冷やす食べ物
「大切なことは旬の食材を食べる」ということです。
基本的に夏に旬の素材は体を冷やし、冬に旬の素材は体を温める作用があります。
夏に旬の食べ物を夏に食べるのはいいと思いますが、寒い冬に食べると体をさらに冷やす事につながりますからなるべく避けましょう。
食材すべてを体を温める物にする必要はありませんが例えば夏野菜を大量にとるのであれば、発汗作用のあるショウガをいれてスープにするなど工夫しましょう。

・温める食材例
野菜・・・カボチャ、ゴボウ、人参、大根、レンコン、ショウガなど
果物・・・リンゴ、プルーン、ブドウなど
飲み物・・・紅茶、赤ワイン、日本酒
その他・・・黒砂糖、味噌、香辛料など

・冷やす食材例
野菜・・・ナス、レタス、トマト、キュウリなど
果物・・・バナナ、マンゴー、スイカ、パイナップルなど
飲み物・・・コーヒー、牛乳、白ワインなど
その他・・・白砂糖、マヨネーズ、化学調味料など

☆朝昼晩の食事のポイントについて
・朝食
朝食は交感神経を活発にさせ、体全体にエネルギーを送るスイッチの様な役割をしてくれます。
なので朝食は血糖値を上げ、体温上昇を促してくれる和食がオススメです。
ご飯と味噌汁+1品(納豆や魚、卵、おひたしなど)
これだけでパン食より腹持ちもよくバランスよく栄養を摂取できます。
・昼食
昼食は外食が多くカロリー過多になりがちです。
できればお弁当を持参するか、少量を品数多く食べることを心がけましょう。
・夕食
夕食はできるだけ8時までに済ませるのが理想的です。
夜は副交感神経が働き、睡眠への準備を始める時間帯です。
寝る直前などに食べると摂取したエネルギーが消費されず肥満の原因になります。
・その他
食事はなるべくよく噛んで時間をかけてゆっくり食べましょう。

いろいろ書きましたが、毎日の食事に取り入れられそうな事があれば是非、参考にしてみて下さい。

秋田市 鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院