第7回医鍼連帯研修(東京大学付属病院) 耳鳴り・難聴

12/15(日)に第7回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は耳鳴り・難聴の治療について研修してきました。
耳鳴り(みみなり、じめい)とは『外界からの正常な音刺激がないのに耳の中あるいは頭蓋のなかに音が感じられること』です。

耳鳴りは症状名で、原因・病態は多様。防音室で94%は耳鳴りを自覚しており、
平成25年国民健康調査では、耳鳴り症状を有する国民は381万人、このうち26万7千人が治療を受け、3万9千人が鍼灸施術所で治療を受けているそうです。

耳鳴りの原因は様々ありますが、
病院で検査をしても原因がはっきりしない耳鳴りは、イライラ・不安・ストレスなどからくる場合も多いそうです。
そういった耳鳴りには鍼灸治療も効果があります。
鍼やお灸で耳の周りや肩首周りのツボを使い、耳の聞こえをよくする筋を緩めて、血流を改善する事により耳鳴りを軽減していきます。

また、東洋医学では遥か昔から「腎と耳」は関係しているといわれていますが、最近の研究でも実際に耳と腎は関係があるという研究結果も出ているそうで、伝統医学である東洋医学の奥深さを改めて再認識いたしました。

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