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春の不調

今年は、4月になっても天候がイマイチで、まだまだ寒い日が続いていますね…。
春の陽気が待ちどおしいです🌸

厳しい寒さから解放され、さわやかな気分にもなる春ですが、実は心身ともに体調を崩しやすい季節!
寒暖差も大きく、気圧の変化も多いため上、新生活などで生活環境も変化したりと、自律神経がとっても乱れやすい季節です。
自律神経は心と体に密接にかかわっているため、自律神経が乱れた状態が続くと様々な症状が現れます。
不眠、倦怠感、肩こり、頭痛、食欲不振、めまい、耳鳴り、胃腸障害、イライラ、不安感などなど、、、。

健康的な生活を続ける上でとっても大切な自律神経。
自律神経を整えるには規則正しい生活、適度な運動、食事、リラックスが大切です。
「はり」と「お灸」による治療も、リラクゼーション効果も高く、自律神経の不均衡を調整してくれます。

また、春になってくると「めまいがする」、「足元がふわふわする」とおっしゃる方が多くなります。
東洋医学ではこれを春の気に合わせて、気が上がっている状態と考えています。
そのため、「頭はのぼせているのに、足先が冷たい」という状態になります。

皆様が本来の調子を取り戻し、季節の変わり目も心地よく過ごせるようサポートできればと思っています。
もし、体調にお悩みがあれば、一度鍼灸治療も試してみてください。

2025年4月のカレンダー

2025年4月のカレンダーです。


9日(水)、23日(水)は第2・4水曜日のため午前診療いたします。
29日(火)は祝日のため、休診となります。

妊活とストレス

不妊治療中は、期待と不安が入り混じり、大きなストレスを抱えがちです。
なかなか結果が出ない焦り、治療費の負担、周囲の無理解など、様々な要因が重なり、心身共に負担がかかりやすいです。

ストレスは、自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンバランスや免疫機能に悪影響を与えることもあり、
結果として、妊娠しづらい状態を招いてしまう可能性もあります。

だからこそ、不妊治療中は、ストレスと適切に向き合い、心身の健康を保つことが重要です!!

ストレスは、視床下部-下垂体-性腺系と呼ばれるホルモンの分泌に関わるシステムに影響を与えます。
このシステムは、排卵や月経周期の調整に重要な役割を果たしており、ストレスによって乱れると、ホルモンバランスが崩れ、排卵障害や着床障害などの不妊の原因となる可能性もあります。

鍼灸は、東洋医学に基づいた伝統的な治療法であり、近年では不妊治療との併用で注目を集めています。

鍼灸は身体に鍼を刺したり、お灸で温熱刺激を与えることで、自然治癒力を高め、様々な症状の改善を促すとされています。

不妊治療においても、鍼灸は身体全体のバランスを整え、妊娠しやすい体づくりをサポートする効果が期待できます。
体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を受けている方が、鍼灸を併用することで、妊娠率の向上や治療中の体調改善を実感するケースが多いです。
鍼灸は、身体への負担が少ない自然療法として、古くから東洋医学で用いられてきました☆
自律神経の調整や血流改善、ホルモンバランスの調整作用などが期待できるため、不妊治療との併用で相乗効果が期待できます。

また、鍼灸治療と並行して、適度な運動、バランスの取れた食事、質の良い睡眠を心がけることが大切であり、心身ともに健康な状態を保ち、妊娠しやすい体づくりにつながります(*’▽’)