医鍼連帯研修(東京大学医学部付属病院)

4月21日に医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院であり行ってきました。これから2年間はこちらの研修会で勉強していきます。
医鍼研修会は診療所や病院などの医療機関で他職種の医療従事者と協働していくために必要な現代医学・西洋医学的知識・東洋医学的な様々な観点から治療していく知識を身につけていきます。

今回は首肩の治療について勉強してきました。
講師の先生は「ためしてガッテン」などに出演していた東大付属病院の柏谷大智先生から教えていただきました。
首肩といってもいろんな症状、筋肉があります。
今回、特に勉強したのが首の筋肉の最も深いところにある後頭下筋群の緊張を緩める治療を学びました。
後頭下筋群は目に直結している筋肉のため、長時間のデスクワークやスマホの使用による目の酷使や前傾姿勢などで緊張します。
この筋肉は深いところにあるため、マッサージなどではほぐすのが難しいです。
そのため、鍼灸での治療が効果的です。
深いところにあるので鍼は2~3センチほど刺入し、原因となっている筋肉に直接アプローチします。

なかなか首の症状が改善されない方は後頭下筋群が原因かもしれません。