自律神経と鍼灸治療

自律神経とは呼吸や食べたものの消化・吸収、発汗、体温調節など私たちの生命を維持するために大切な活動を司っています。

自律神経には交感神経と副交感神経とがあります。

交感神経は、体が活動している時や興奮している時、驚いたときに優位なります。
交感神経は昼間にか活発になります。

副交感神経は、休息している時やリラックスしているときに優位になります。
副交感神経は夜に活発になります。

この交感神経と副交感神経がバランスよく活動することで、私たちは活動と休息のバランスをとり、体の働きを安定させることが出来ます。

このバランスが崩れてしまうと身体に様々な症状が現れます。
バランスが崩れてしまう原因としては昼夜逆転の生活や体を酷使する肉体的なストレスや人間関係、不安などの精神的なストレスです。

自律神経失調症の症状は数え切れないほどあります。
症状の特徴としては、ずっと同じ症状が続くのではなく、症状が変わっていくということがあげられます。
症状も程度も日によって変わることがあるため、気のせいだと思われてしまうことも少なくありません。
これらの症状は病院で検査しても異常がないことが多く、不定愁訴を自律神経失調症として片付けてしまうことも多いのです。
(不定愁訴とは病院で検査してもはっきりしない体の不調のことです。)

東洋医学では自律神経失調症は臓腑の乱れだと考えられています。
そして鍼灸治療は身体全体のバランスを診ることを基本としています。
西洋医学では1つ1つの部位や症状に焦点を当てますが、東洋医学では全身を診るのです。

鍼灸治療では、鍼やお灸で必要なツボに刺激を与え、自然治癒力を高め、血液循環や内臓、免疫などの働きをその人本来の正常な状態に戻るように働きかけることで体の不調を改善していくのです。

身体の痛み、不調でお悩みの方、お疲れの方お待ちしています!
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