12月のカレンダー
12月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。
12/14(土)は子供の行事参加のため、午後2時~診療いたします。
12/31(火)も午前中診療いたしますのでどうぞお気軽にご来院下さい。
お正月休みは12/31(火)の午後~1/3(金)までです。
1/4(土)より通常診療いたします。
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
12月の診療日・休診日です。
赤で囲ったところが休診日となります。
第2・4日曜日は午前中診察いたします。
12/14(土)は子供の行事参加のため、午後2時~診療いたします。
12/31(火)も午前中診療いたしますのでどうぞお気軽にご来院下さい。
お正月休みは12/31(火)の午後~1/3(金)までです。
1/4(土)より通常診療いたします。
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
寒さが本格的になってきました。
昔から「冷えは万病のもと」と言われるように、冷えはさまざまな体調不良の引き金になります。
そこで今日はお灸のお話しをしていきたいと思います。
お灸の原料は「もぐさ」です。
もぐさはヨモギの裏にある白い綿毛を精製したものです。
ヨモギはヨーロッパでは「ハーブの女王」といわれるほど、さまざまな効果のある薬草で、食物繊維、葉緑素、ミネラルが豊富で、浄血、増血作用などもある万能薬です。
このもぐさに火をつけて、ツボを刺激し体を温めるのがお灸です
☆お灸の効果☆
・血行がよくなり、免疫力アップ!
お灸で体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。
すると細胞が活性化され、免疫力がアップしたり、リンパの流れが改善されむくみの解消にもつながります。
さらに温熱刺激により血管が収縮・拡張し、局所の充血や貧血を調整し炎症を和らげる効果もあります。
・体のさまざまな症状の改善
人間の体には「経絡(けいらく)」というエネルギーの通路がくまなく巡っています。
東洋医学でいうエネルギーとは、人間の生命活動に必要な「気・血・水」のこと。
その「気・血・水」が不足したり、バランスが崩れたりすると体調不良を引き起こすといわれています。
その時に反応がでる箇所がいわゆる「ツボ」といわれるところです。
ツボにはそれぞれに効能があるので、そこを刺激することにより、冷え性や肩こり、腰痛、膝痛、頭痛、むくみ、ストレス、だるさ、不眠などといった様々な症状の改善が期待できます。
・鎮痛、リラックス効果
もぐさの有効成分として注目したいのがシネオールという精油成分。
よもぎやユーカリに含まれる成分で、強力な消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用があります。
お灸をすることによりこの成分が皮膚表面から内部に浸透するので、痛みを和らげる効果も期待出来ます。
ちなみにこのシネオールはもぐさを燃やした際にに出る煙にも含まれています。
またもぐさの匂いにはリラックス効果もあります。
お灸の効果を高めるためには煙も大切な要素だといえるでしょう。
ちなみに当院もお灸を積極的に行っていますので、室内は少しお灸の匂いがします。(^_^;)
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
今日は、前回に引き続き冬の養生法について(風邪予防)について書いていきたいと思います。
冬は毎年風邪が流行する時期。
冬にかぜがはやるのは、空気が乾燥し、ウイルスが活性化するだけが原因ではありません。
本当は身体の方に要因があります。寒さや乾燥で身体の中の免疫の要である扁桃や腸の免疫組織が障害を受けやすいからです。
・口呼吸が風邪の原因!
☆鼻は加湿器、空気清浄器、エアコンの3つの役割を持つ
鼻水は1日に約1ℓも分泌されています。そのうち約7割は、鼻を通る空気を加湿するのに利用されます。鼻水が取り込んだ空気に湿り気を与えることで、体内に入る空気の湿度は90%以上に高められます。しかし口呼吸では、これほど湿度を上げることができません。
また、鼻は、空気をきれいにする働きも持っています。
鼻毛や鼻粘膜に生えている微細な線毛や粘液層などにより鼻から入った空気は異物の多くが除去され、いわば空気清浄器から放出された空気のような状態になります。
そのため、鼻から入った空気は、口から入る空気より、感染症にかかるリスクが少なくなるのです。
また、鼻から呼吸することで、空気が温められます。口呼吸では冷たいまま肺に届けられてしまいます。すると、肺の免疫力が低下するリスクにつながったり、肺にかかる負担が大きくなってしまいます。
このように、鼻は加湿器、空気清浄器、エアコンの3台を合わせた機能を持っています。だから、健康のためには鼻呼吸が重要なのです。
口呼吸では、鼻呼吸ほど異物を取り除けないほか、温度や湿度も高められません。
さらに口呼吸では口に中が乾燥するため、歯肉炎を起こしたり、虫歯になりやすいとも言われています。
☆お腹を温める
お腹は体の中心です。腸にはのど以上の免疫細胞があります。
免疫組織は体温より温度が高いことと、休養によって活性化します。
そのため、かぜの予防には大根などの温かい料理やネギ・ニンニク・ショウガなど(お腹から)体を温めるものをおすすめします。
最近では冬でもアイスなどを食べますが、お腹を冷やしてしまうため控えましょう。
また、寝冷えでお腹が冷えるとかぜを引きやすいです。子供が暑くて布団を蹴った時も、お腹だけは毛布をかけてあげましょう。
これからの時期、インフルエンザなどが流行してきますが、十分な睡眠をとりしっかりと養生し免疫力を上げて元気に冬を乗り切りましょう!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
11月も後半に入り、気温もグッと下がりいよいよ冬本番という感じがしてきました。
そこで今回は冬に大切な養生法について書いていきたいと思います。
今日は冬の運動と食事ついてです。
☆冬はほどほどの運動で体を温めよう!
運動して汗をかくと「気」の巡りがよくなり、体内の老廃物を排出する効果もあります。
ただし、基本的には冬は「蔵する(活動を避け蓄える)」季節なので、汗をたくさんかくような運動や、激しい運動は避けた方がいいでしょう。
とはいえ、何もせずにじっとしていると冷えなどはひどくなりますので、ストレッチや軽いウォーキングなどで適度に体を温める事をオススメします。
☆冬の食事は内側から温め気を補う
食の基本は旬の食べ物をバランスよくとることです。
現代社会はスーパーに行くと冬でもトマトやキュウリなどの夏野菜がいつでも手に入るため、季節に関係ない食生活を送ってしまっています。そのため現代人は冷えがひどくなったり、体調を崩しやすくなっています。
冬に旬を迎える食べ物には体を温める作用があります。
なるべく旬の食べ物えを食事に取り入れるようにしましょう。
また、食事は就寝の3時間前には済ませるようにしましょう。
寝る直前に食べ物を食べると寝てる間も胃腸が活発に働く事になり十分に体を休めることが出来なくなります。
食べる量も腹八分目が大切です。
忘年会シーズンなどで胃腸を酷使しやすい季節ですので暴飲暴食には気をつけましょう!
☆体を温めるためのセルフケア
・ツボ押し
「三陰交」:内くるぶしから指4本分のところ。親指の腹で押す。
「湧泉」:足の指を曲げたときに出来るくぼみの真ん中。親指の腹で押す。
※ツボの位置は目安です。押してみて痛気持ちのいい場所を見つけましょう!
・足湯
「足湯」によって、足先の血行がよくなり、リラックスすることができます。寝る前の足湯は寝つきをよくします。
※足首(三陰交)がつかるくらいのお湯を入れ、40~42℃くらいで10分ほどやる。
冬に「寒」の傷害を受けると、春に体調を崩しやすくなります。
なので、冬は特に体の冷えに気をつけ、元気に春を迎えましょう!
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
11/17(日)に第6回医鍼連帯研修が東京大学医学部付属病院で行われ、参加してきました。
今回は頭痛の治療について研修してきました。
頭痛には一次性の頭痛と二次性の頭痛があります。
一次性の頭痛は「緊張型頭痛」、「偏頭痛」、「群発頭痛」などがあります。
二次性の頭痛は例えば脳内出血や、くも膜下出血、外傷、緑内障など様々な他の要因により引き起こされるもので緊急性があるので病院での診察が必要になります。
二次性頭痛の鑑別ポイントは
・突然の発症
・徐々に悪化
・いつもと違う痛み
・中年以降で初発
・事故や外傷後
・悪性腫瘍や免疫疾患の既往
・意識障害、麻痺、痙攣、発熱、発疹、項部硬直などです。
次に鍼灸治療の適応になりやすい緊張型頭痛と片頭痛について説明します。
今回も東大病院のリハビリテーション部鍼灸部門の粕谷先生に頭痛に対する現代鍼灸を教えていただきました。
臨床上多いのは、緊張型頭痛と片頭痛です。
緊張性頭痛の特徴は
・頭痛全体の約半数を占める。
・中年以降に多い
・神経質、完璧主義の性格傾向
・睡眠障害、うつ、適応障害や様々な心身のストレスのほか、眼精疲労や肩こり、頸椎症、顎関節症なども要因となることが多い。
片頭痛の特徴は
・20~30代の女性に多い
・思春期または若年成人期の発症が多く、50歳以上(加齢)で軽減する傾向がある
・家族歴があることが多い(特に母親の既往)
・前兆のない片頭痛と前兆のある片頭痛がある。
※片頭痛の前兆:最も多いのが視覚症状で閃輝暗点が多く、ギザギザに走る光、チカチカする光、視覚に盲点ができる事もある。他にも感覚症状としてチクチク感、平衡感覚消失、四肢脱力などがあります。
頭痛に対する鍼灸治療は予防的な薬物療法と少なくとも同等の効果があるともいわれています。
筋緊張性頭痛に対する鍼灸治療では後頚部や肩甲上部や肩甲間部の筋群の過緊張を緩和することを目的に治療していきます。
片頭痛に対する鍼灸治療では発作期より寛解期における予防を目的に治療をし、発作期は薬剤との併用が望ましいといわれています。
また、今回も現代鍼灸の他にも頭痛に対する中医学的・経絡的な治療も学ばせていただきました。
緊張型頭痛や片頭痛でお悩みの方、なかなか症状が改善しない方は是非ご来院下さい。
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院