不眠症と自律神経
秋田市 整骨院・鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院
今回は不眠症についてお話しします。
布団に入ってもなかなか寝付けなかったり、寝てもすぐに起きてしまったりして、必要な睡眠が十分に取れなくなってしまう不眠症。
夜寝れないせいで日中の生活にまで支障が出るようになってしまいます。
不眠症は中高年になると急増すると言われています。
人が寝れなくなる原因は様々です。カフェインの取り過ぎや生活リズムの乱れ、喘息や花粉症で息苦しく熟睡出来なかったり、トイレが近く夜中に何度も目が覚めてしまう場合もあります。
その中でも厄介なのが自律神経の乱れによる不眠です。
自律神経とは、自分の意思に関係なく、生きていく上で必要な肺や心臓などの様々な活動を支えている神経です。
この自律神経が乱れると様々な不調を感じるようになります。
病院で全身をくまなく検査しても異常が見つからないのに、本人は体のだるさ、頭痛、肩こり、不眠、動悸、イライラ、食欲不振などの不調を感じるようになります。
自律神経は交感神経と副交感神経から成ります。
交感神経はストレスを受けたときや緊急時に働きます。逆に副交感神経はリラックスするときに働きます。
睡眠時や睡眠中は交感神経よりも副交感神経が優位に働きます。
しかし、生活リズムの乱れ、過度のストレス、環境の変化などにより交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり不眠につながります。
「不眠症に対する鍼灸治療」
鍼治療はツボに髪の毛ほどの細い「はり」や心地いい「お灸」でアプローチすることで興奮状態にある交感神経を鎮め、身体をリラックスさせるため副交感神経の働きを活性化させる効果があります。
副交感神経が優位になると身体の力が抜け睡眠状態を良好に保つことができます。
不眠により、イライラする状態が続いて、大きな精神的苦痛を受けている方も多いと思います。
まだ鍼灸治療お試してない方は、ぜひ一度試してみて下さい。