自律神経 2020.01.16
自律神経とはどんな神経?
日常生活やテレビなどでもよく耳にする自律神経という言葉。
でも実際に「自律神経ってどんな神経?」と疑問に思っている人も多いと思います。
そこで今回は自律神経がどんな神経なのかを簡単に説明したいと思います。
☆体の働きをコントロールする自律神経
私たちは外部環境に適応するために、一定の体温や血圧を維持し、心臓を休みなく動かしながら生命活動を続けています。
こういう活動が出来るのは、私たちの体にホメオスタシス(生体の恒常性を維持する機能)という不思議な力が働いているからです。
このホメオスタシスを保つために、全身をコントロールしているのが「自律神経」です。
自律神経は人間の意思と関わりなく活動するために「植物神経」ともいわれ、意思によって活動することのできる「動物神経」と区別されています。
☆2つの神経が調和して体の働きが円滑になる
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられます。
交感神経は「活動する神経」と言われ仕事や運動をするときに心臓の動悸や血圧を高め精神活動を活発にします。
副交感神経は「休む神経」と言われ内臓や器官の働きをリラックスさせる神経で睡眠、休息などをとるときに働きます。
体をスムーズに働かせるために、二つの神経はお互いにリズムを取り合っているのです。
また、副交感神経は消化器の活動や消化液の分泌もコントロールし、緊張によって交感神経が強く働くと副交感神経の働きが抑えられ、「食事ものどを通らない」ということになります。
このように自律神経は私たちの心身の活動に密接に関係しています。
秋田市 鍼灸院・美容鍼 はな鍼灸整骨院